「黄金のアフガニスタン」より東京藝大「バーミヤン大仏天井壁画」

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若冲にカラヴァッジョ、黄金のアフガニスタンブータンに加え、世界遺産を目指すコルビジュエ設計の国立西洋美術館と、話題の上野に行ってきました。

 

 

 

 東京国立博物館での「黄金のアフガニスタン」の後、歩いて東京藝大に。

東京藝術大学アフガニスタン特別企画展】

バーミヤン大仏天井壁画~流出文化財とともに~

期間:2016年4月12日(火)~6年19日(日) 入場料:無料!

時間:9:30~17:00(入館は16:30まで) ※月曜休館

 

 

天井壁画の再現

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タリバンによって破壊されたバーミヤン東大仏の天井部分にあった「天翔る太陽神」をほぼ原寸大で、1400年前の状態に復元し公開しています。

 

 東大仏が破壊された後にこの場所に行った人いわく、もうこの天井壁画も削り取られていたように見えたといいます。

 

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土台を作り、和紙に着色したものを貼り付けています。

 

この土地は宝石の一種「ラピスラズリ」の産地です。印象的なブルーの部分にはラピスラズリを細かく砂状につぶし、つなぎと混ぜ合わせ顔料としています。

手法までも実物と同じにしているところに本気度とリスペクトを感じますね。

 

私が行った日曜のお昼時は、たまたま井上隆志 客員教授のギャラリートークがあり、一時間ほど話を伺うことができました。(HPには時間の記載なし)

  • ラピスラズリの部分は、原料だけで非常に高額になったこと
  • その費用はクラウドファンディングで集めたこと
  • 壁画に描かれているモチーフについての説明
  • 大きなスクリーンに映されている映像は井上教授が撮ったものであること
  • これが大仏の頭に乗って、外を眺めているという目線で撮られたものであること 

 

 

 流出文化財

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なんらかの理由でアフガニスタンから流出し日本にやってきた、所謂「文化財難民」。もちろん違法なものであり、ブラックマーケットなどで売り買いされていました。

 

これを意欲的に集め日本で保護・保管し、母国帰還のチャンスを窺っていた、約102点のうち、87点を藝大で、15点を東京国立博物館で展示しています。

このうちの一部は展示後に母国アフガニスタンに帰還するため、一挙に見られる最後のチャンス。

 

ちなみに1000円以上募金すると、中身の濃い立派な冊子が貰えます。

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黄金のアフガニスタン展ではお金を使わず、これを買うのが賢い選択かと思います。

 

詳しくは公式HPへ

www.bamiyan-hekiga.com